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6/8 梅雨に入りましたね。紫陽花がきれいに咲いています。そして、21日は夏至。今年もキャンドルナイトで、大切な人とスローな時間を・・・
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column vol.2
大西俊介 「いま、私にできること」


森が燃えていました
森の生きものたちはわれ先にと逃げていきました
でもクリキンディという名のハチドリだけは
いったりきたり
くちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます
動物たちがそれを見て
「そんなことをしていったい何になるんだ」
といって笑います
クリキンディはこう答えました
「私は、私にできることをしているだけ」


(以上、『ハチドリのひとしずく』より) ハチドリ計画


今、世界には様々な問題があります。地球環境、戦争、飢餓、そして貧困の問題など。そのどれもがとても大きな問題です。これらの問題に対して「私にできることは何もない」と諦めてしまっていいのでしょうか。「いま、私にできること」を考えてみませんか?

column vol.1
川原亮太 「知ってるん?世界の闇」一ヶ国目、カンボジア編


日本から飛行機で約7時間の東南アジアに位置する「カンボジア」。
首都はプノンペンで、人口1100万あまりの人口かの有名な世界遺産「アンコールワット」があることでも有名なんですが、それ以外にも有名な事があります。
それは何かと言いますと、現在東南アジアは世界の中でもこの「人身売買」が大変多い事でも有名です。数にすると、アジアで年間約30〜40万人の子どもが第三国(主に、アメリカや日本等の先進国。)に売られたり、貸し出されたりしていると言われており、年々増加の一途を示しています。

そういった中で、カンボジアはさらに群を抜いてこの比率が高いのが現状です。原因はいくつかあり、中でも「戦争」が深く関わっています。1975年〜1979年。かつてカンボジアでは「政府軍」とポル・ポト率いる革命軍「クメール・ルージュ」との間で内戦が勃発し、政府軍は敗北してしまいました。その結果、首都プノンペンの他国土の大多数を支配下に置いたポル・ポトは、「カンボジア0年」とし、一から新しいカンボジアを作る事を目標としました。
これらは「機械や、技術、知識を持たない。かつ使わない」ことを大前提として掲げ、国民に強制させました。
都市部に住んでいた国民は、全員が農村部に移住させられ、それに従わないものは全員殺されました。

移住の際に手間がかかるという理由で、老人、赤ん坊、病人も全員殺されました。移住後、それぞれ強制収容所に入れさせられ集団生活を送ります。その中でも、「教師」、「医者」、「大学生」、「僧」、その他「メガネを掛けているもの」は全員即座に殺されました。
何故なら彼ら「クメール・ルージュ」にとって「知識人」(外見がそう見える人も。)は全員が革命の妨げになる。
「腐ったリンゴは、箱ごと捨て(殺す)ないといけない。」(「誰であろうと少しでも反抗、我々の思想に反するものは当人も含め関係するものは全員殺せ。」)と教え込まれていたからです。(逆に、それらを行わない革命軍兵士がいると、容赦なくその兵士も殺された。)
虐殺は日々行われ、中でもかの有名な学校を改造して造られた「Security Office 21」(S21)別名「トゥールスレン収容所」で行われた虐殺は残酷極まりないもので、一例を挙げると、親への見せしめのために、目の前で子供の頭部を思い切り木の幹へ叩きつけ殺し、クレー射撃のごとく、空に投げて撃ったという。

中でも海外留学している学生達には特にひどい仕打ちをした。「国の発展の為に、」「家族の為に」と思い純粋に学んでいた若者を「カンボジアが大変なんだ。すぐ帰ってきて。」と騙して帰国させ、余韻に浸る間もなく空港で拉致し、そのまま収容所に入れられた。
そこで待っていたのは「自分の留学で得た技術を試せる場所」などではなく血で血を洗うような拷問と虐殺の日々であった。「我々にとって、外国の知識は必要無い。」たががそんな理由で学生達は全員殺された。

今現在、『記録されているだけで』約2万人の国民が収容されその内、開放時に生存していたのは、僅か7人であった。(*7人の内、2人は現在もご存命であります。)
しかし正確な被害者はハッキリしておらず、多くの虐殺現場となったシェリムアップ(別名「キリングフィールド」)では、今でも現場周辺を少し掘り返すと、被害者達の人骨が発見されるという。

今の日本に生きてる人からしたら、考えられない事だろう。がしかしこれが現状であり、真実である。

前置きが長くなってしまったが、1991年になり行われた「パリ和平協定」により包括的和平への一歩を歩き始め内戦は止まったが、被害は深刻であった。中でも、「教育」に関する事案は、「教師」、「教師になれる程の知識、学力をもつもの。」「教師を目指していた人」がクメール・ルージュにより殺害されてしまった為に、近隣諸国に比べて大きく出遅れることとなってしまったのだ。
その為、現在でもカンボジアの子ども達は、「学ぶ事」より「働く事」を優先せざるを得ない状況となっている。

周りから見れば「じゃあちゃんと学べるように国が環境を作ればいいじゃない。」と思う人もいると思う。がしかし、内戦によりほとんどの、議員や大臣や政治関係者が虐殺され国としての本来の機能がストップしてしまったため、その後の再建のため手一杯で教育や福祉の回復まで首が回っていないのが現状であり、そのため今だに、「教育の重要性」が浸透しておらず、新たに子どもを生んだ親は、まず言葉や知識より、仕事のやり方を覚えさせると言われています。
そして親自体も、学校に行ってなかった、または行けなかった人が多いため、上手くしつけがなされてなく、犯罪行為に手を染めてしまう子どもが多いそうです。
近年これらの状況は酷くなる一方であり、親は子どもを生んだ際、子どもを産むと、特に女の子を生んだら凄い喜ぶのである。「綺麗な子に育つといいねぇ〜」とか「可愛いお嫁さんになるかも」なんて事ではない。
4000円〜5000円程度で売れるからだ。(*これらの金額は固定的な金額が存在するわけではない。)

カンボジアには子どもが産まれると、貧困のためトラフィッカーと呼ばれる人身売買の斡旋人に売られ、最初記した第三国やタイ・アジア各国で、過酷な労働条件の下で働かされている。
路上での菓子や花売り、物乞い、スカベンジャーをさせられ、特に容姿が良い女児は性産業に従事させられることも少なくないのが現状である。

プノンペン市内のある通りでは、安食堂の屋台の続きに買春宿が立ち並んでおり、昼間から、見るからにそれとわかる化粧した女性が数人、客待ちをしているという。さらに裏に行くと、もっと小さな子どもが隠されているという。小さい子どもほど売る際に割高で売れるという。
そして地元の新聞には、しょっちゅう、子ども買春摘発の記事が載るという。加害者(つまり買った相手)が日本人であることもしばしばだそうだ。

またカンボジアには戸籍制度というものが制定されていません。だからこどもの年齢も場合によっては「約何歳」や「大体何歳」となります。これにより、産まれてすぐに売りに出された子ども達は、自分は「いつ産まれて、何歳」なのかさえ分からない子どもが多いそうです。

遅れをとっているのはなにも「教育」だけではない。その他にも「治安」の回復なども早急な対策を必要としている。現地の人が言ったある言葉がある。(災害などがあった場合、)
「救急車は来るよ。キチンと病院までは運んでくれる。でも現金を持ってなければ医者は治療は放棄。診てもらえない。火事が起これば消防車は来るけど、金を出さないと火を消してもらえない。それが今のカンボジアの法整備の限界であり現状なんだよ。」

ここだけを読むと憤りを感じる人もいるだろう。しかしそれが今実際に起きている事である。とある歓楽街には体中にケロイドのある女性がいた。それは哀れみを誘うために焼かれたものだという。
またある所には、道路のあちらこちらで、病気の子供を餌に物乞いをしている母親がいる。夜遅くなってもなかなか帰ろうとしない。
またある所には、自分の子どもの手足を切断して、その子を抱いて街角に立ち、お金をせがむ親もいるのだ。
それはまるで、かつての終戦直後の日本の様に・・・。

内戦が終結して20年あまり経った今でもこれらの問題は解決される事なく、置き去りにされている。過ぎ去った過去をもう、変える事は出来ない。でも同じような悲劇を起こらない様に努力する事は出切るだろうと著者は思う。
人それぞれ、出来る範囲、出来る行動は限られている。がしかし
「小さな事からコツコツと。」
積み重ねにより、人間はいくらでも変えられる力を持っているんだ!
ということを考えてくれるだけでもいいんです。

最後に、
「いつの時代も子どもが犠牲になるのは、大人の欲望が原因である。」
というのだけはお忘れなく・・・。


以下参考サイトをリンクさせていただきます。

「アジア子どもの家」スタディツアー」

国境なき子どもたち
海外労働時報